清掃工場由来の二酸化炭素について、持続可能な製品に与えられる国際的認証「ISCC PLUS認証」を取得した佐賀市に10月22日、認証書が授与されました。
認証機関である㈱Control Union Japan(東京都港区)の大村次郎社長と判定員の齋藤千秋さんが来佐、佐賀市バイオマス産業推進課の江島英文課長に認証書を手渡しました。大村社長と齋藤さんは、清掃工場と二酸化炭素を分離回収するCCU設備を視察。回収した二酸化炭素が㈱アルビータの藻類培養やJAの野菜栽培に活用されていることや、焼却炉の熱が隣接する健康運動センターや発電に利用されていることについて、改めて現場で説明を受けました。
大村社長は「いろいろな仕掛けをつくって、ごみ焼却炉が環境に対してプラスに活用されていることに感銘を受けました。今回の認証で二酸化炭素やごみ焼却炉に対するイメージが変わるのではないかと思います」と話していました。
佐賀市が清掃工場由来の二酸化炭素について、世界で初めて国際認証(ISCC PLUS認証)を取得-一般社団法人さが藻類バイオマス協議会