清掃工場の排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離回収して産業に有効活用する佐賀市の二酸化炭素回収・活用(CCU)が、「地域の課題」と「気候変動問題」を同時に解決しようとする自治体・企業の取り組みを映像で紹介する環境省のサイト「ミライアイズ」に掲載されました。映像には、さが藻類バイオマス協議会の支援会員である佐賀商業高校「さが学美舎(まなびや)」と、清掃工場由来のCO2を利用してバジル栽培を始めるグリーンラボ㈱の商品開発コラボの様子も取り上げられています。
環境省の情報発信事業を担う取材班が昨年10月に佐賀を訪れ、撮影しました。佐賀市のCCUの説明に続けて、CO2が㈱アルビータの藻類培養やグリーンラボ㈱のバジル栽培に活用されることを紹介。同社と「さが学美舎」の商品開発企画の場面では、佐賀商業高校の生徒たちが「二酸化炭素は地球環境に悪いと思っていましたが、それを回収して生活に役立てるのは、とてもすばらしい」「商品を通して佐賀市の取り組みについても知ってもらえたら」と話しています。
「ミライアイズ」のURLはこちら
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http://www.env.go.jp/earth/mirai_eyes/
(2020年1月10日掲載)