株式会社アルビータのアスタキサンチンを使って栽培されたコメの刈り取りが、10月8日に行われました。通常栽培のコメより出来が良く、アルビータは「アスタ米」(仮称)として売り出すことにしています。
栽培は、アルビータが神埼市神埼町の栁川芳和さんに依頼して行いました。約4400㎡の水田に約20㎏のアスタキサンチンのドライフレークを撒き、良質な食味を持つ品種「ヒノヒカリ」を植えました。
今年は8月下旬の長雨や日照不足などで佐賀県内のコメの作況指数は「不良」となっていますが、アスタキサンチンを撒いた水田のイネの生育状況は良好で、収量は約1900㎏となる見込み。栁川さんは「他の水田に比べてイネの丈が高く、穂の数も多かった」と“アスタキサンチン効果”について話しています。
アスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや疲労回復などの効果があるとされます。昨年、試験栽培した「アスタ米」は粒が大きく味も上々で、アルビータは「ブランド米として近々県内及び東京でも販売していきたい」としています。
(2019年10月24日掲載)