「Bio Japan 2024」佐賀市ブースに協議会会員4社が参加、自社技術をアピール

 10月9日(水)から同11日(金)までの3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)で開催される展示会「Bio Japan 2024」の佐賀市ブースに、(一社)さが藻類バイオマス協議会と会員企業の㈱ミゾタ、花王㈱、㈱熊谷組、㈱東芝が参加、それぞれの取り組みをPRします。

 この展示会は、バイオビジネス分野におけるアジア最大級のパートナリングイベントで、佐賀市が毎年ブースを開設。佐賀市清掃工場から回収した二酸化炭素(CO2)の産業利用や藻類産業の推進などについて展示を行い、協議会も佐賀大学の微細藻類研究の成果や会員と連携して藻類の有用成分を活用した商品開発などを紹介してきました。

 協議会会員4社は、この佐賀市のブース内にパネルを展示します。この中で㈱ミゾタは、亜臨界状態の熱水を使って有用成分を抽出する「加圧熱水抽出」によって、任意の物質を高純度で抽出できる技術をアピール。花王㈱は、清掃工場で回収したCO2を活用した植物工場「SMART GARDEN」や、廃PETを独自の化学反応技術によりアスファルト改質剤に有効利用していることを紹介します。

 ㈱熊谷組は、微細藻類の培養とアクアポニックス(水耕栽培と陸上養殖を掛け合わせた環境保全型農業)を組み合わせた新事業開発プロジェクトに取り組んでいることをPR。㈱東芝は、工場や発電所などの排ガスからCO2を分離・回収する技術を2009年に開発し、佐賀市清掃工場をはじめ環境省のプラントなど現在7基が稼働していることをアピールします。

 佐賀市のブースの場所は、A-79。期間中、各社担当者も駐在される予定です。Bio Japanのサイトは下記。

   BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN (jcd-expo.jp)

 

   ミゾタの「加圧熱水抽出技術」          花王の植物工場「SMART GARDEN」

 

    熊谷組のアクアポニックスラボ      東芝が造った佐賀市二酸化炭素分離回収設備

 

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