(一社)さが藻類バイオマス協議会は、10月12日から14日までの3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開かれたBio Japan 2022に出展しました。
この展示会は、バイオビジネスにかかわる企業や研究機関が一堂に会して共同研究や事業提携のパートナーを探すアジア最大級のイベントで、今年は国内外から約800社・団体が参加。3日間の期間中、約15,800人が来場しました。
当協議会は、二酸化炭素利活用事業を進めている佐賀市のブースの一角に活動を紹介するパネルを展示。微細藻類が持つ血圧降下成分の発見や日本初となるDHAを含むイカダモの発見など、佐賀大学の微細藻類研究で新たな成果が次々に現れてきていることを紹介しました。また、会員である㈱アルビータと㈲ムーラン・ルージュのコラボで生まれたアスタキサンチン入り卵「壮健美卵」を使って、バウムクーヘンや㈱まんてんの「たまごまさぶれ」など新たな商品開発が進んでいることをPRしました。
今年度は、近年のカーボンニュートラルの流れなどもあり、微細藻類の培養自体に興味を持たれる企業が多く、中には、既に小規模ながらも培養テストを行っているところもあり、微細藻類への関心の高まりを認識できました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
(2022年10月24日掲載)