株式会社アルビータが、アスタキサンチンを使ったコメの栽培を始めました。収穫したコメは、ブランド米「アスタキサンチン米」(仮称)として販売する予定です。
昨年、試験的に栽培したアスタキサンチン米の出来が良く、今年から本格的に取り組むことにしました。栽培するのは神埼町の栁川芳和さんが所有する約4300㎡の水田で、6月10日、栁川さんが約20㎏のアスタキサンチンのドライフレークをまき、トラクターで田起こしをして土壌にアスタキサンチンをすき込みました。6月下旬に、ヒノヒカリの苗を植えます。
アルビータでは今後、イネの成長の様子を定期的に観察し、アスタキサンチンがイネの生育やコメの味に与える効果を検証することにしています。
昨年も栽培した柳川さんによると、アスタキサンチンを使ったコメは粒が大きくなり、味も上々とのこと。稲刈りは9月下旬から10月初めごろで、約2㌧の収穫を見込んでいます。
(2019年6月17日掲載)